昭和へのまなざし

「音のない記憶」写真展 終了しました。

 
 

平成25年8月20日(火)〜9月1日(月) 11:00〜19:00 最終日は18:00まで

8/24、25、31はイベント開催のため写真展(入場無料)は15:00(午後3時)まで


入場料:無料  8/24(土)、8/31(土)のトークイベントは参加費1,500円

        8/25(日)のコンサートは参加費 500円

展示数:約70点

会 場:アートガレーKAGURAZAKA

    東京都新宿区矢来町114 高橋ビル地下1F  東西線神楽坂駅下車徒歩1分

    TEL 03-5227-1781   FAX 03-3260-6561

主 催:井上孝治写真館 語り継ぐ黒岩比佐子の会 アートガレーKAGURAZAKA

協 賛:角川学芸出版 コミー株式会社 IMAGEWARE


 昭和が終わろうとしていた1989年。九州の老舗百貨店「岩田屋」は、長い間の地域とのつながりを振り返り、未来につなげる想いを込めて企業キャンペーンを企画した。タイトルは「想い出の街」。

 関係者はイメージに合う古い写真を探し回ったが見つからない。もはや中止かと思われたとき、偶然からアマチュア写真家の井上孝治が昭和30年代に撮影した郷愁に満ち溢れたモノクロ写真を発見する。キャンペーンは息を吹き返し、大反響を巻き起こす。

 井上孝治はそのときすでに70歳だったが、このキャンペーンをきっかけに3冊の写真集『想い出の街』『こどものいた街』『あの頃』が出版され、1990年のパリ写真月間への出品、1993年のアルル国際写真フェスティバル招待へとつながっていく。


 岩田屋がキャンペーンを展開した当時、数年間だけ福岡に住んだフリーライター黒岩比佐子は、写真集『想い出の街』の年譜作成を依頼され井上と会う。この井上との出会いから10年後、黒岩は『音のない記憶 ろうあの天才写真家 井上孝治の生涯』を書き上げ、ノンフィクション作家としての人生へ船出することになる。二人の出会いは交差し、時を超えて思いもかけない展開を生んだ。


 人々の暮らしを暖かい視線で写真の数々に残した井上孝治、「昭和」という時代を辿り井上孝治の生涯を書き上げた黒岩比佐子。二人の「まなざし」は写真と文章に結実し、その後も多くの感動を作り出した。

 井上孝治写真館所蔵のオリジナルプリント、評伝『音のない記憶』取材資料、関係者のトークイベントなどから、二人が紡ぎだした「昭和へのまなざし」をたどる異色の写真展。


 

……ろうあの写真家・井上孝治と評伝作家・黒岩比佐子の世界……